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切って繋げて心をデザインする|地域社会の子育て支援と未来への愛情投資


※この記事は、2024年1月21日にnote.で掲載した記事を一部再編集して掲載しています。


 ども、石田です。先日、ひばりが丘学園さんへの訪問カットにご同行させて頂いている理髪店のオーナーさんと食事をしてきました。


 僕自身のヘアカットをお願いしたのと併せても3回ほどだったので、じっくり話す機会が欲しいとオーナーさんからお誘い頂きました。


 僕が彼の下を尋ねた経緯に始まり、児童養護施設へのボランティアに思い至った背景など、お互いの理解を深める会話でしたが、改めて僕自身の活動を振り返り、自分の想いや考えを整理する事もできました。


 また、彼の話の中でもの凄く共感したのは、自分が行く事で児童養護施設の子供たちに、成長し退所した時に自分の力で生活できる手段に触れてもらう機会を与えられることだということです。その言葉に僕は、コンセプトである「生きる力をデザインする」ことの意義を改めて実感しました。


 全ての子供が手に職を持つ必要はありませんが、「自分の力で生活できる力」は全ての子供たちにとって不可欠だからです。


 新年の始まりにこうした素晴らしい先輩の力を借りて、自分の活動や目標についての整理ができ、感謝の気持ちが新たに湧き上がりました。創業10周年を迎える今年、さらなる成長に期待が持てる一年になりそうです。

 今回は、その整理した事を踏まえてお伝えします。


目次

1. 地域の子育て支援の必要性と取り組み

2. 地域社会の子育て支援に光を当てる

3. まとめ:地域社会の未来を切り拓く子育て支援


1.地域の子育て支援の必要性と取り組み


 近年、子育て支援の重要度はますます高まっています。子育ては単に家庭の課題だけでなく、その家庭と関わる地域全体の健全な発展にも密接に関わっています。


 僕もシンパパの経験を経て今に至る中で、地域のサポートがいかに重要かを痛感しました。子供だけでなく親にとっても安心感や学びの場になるからです。これらの経験から、地域全体が子育てに積極的に関与することは、子供たちの未来を豊かにする重要な要素だと確信しています。


 そこで僕が美容師としてこれまでどのように子育て支援に関わってきたかを振り返ってみました。そこから、地域の子育て支援に今後どのような形で貢献できるかを考えてみました。


 オープン時からどのようなサービスが子育て支援としてお役に立てるかを考え、子供たちとその家族に新たな可能性を提供してきました。


保護者のヘアカラー待ち時間を活用した無料キッズカット


 保護者の方がヘアカラーをする際の待つ時間を活かし、その待ち時間に無料でお子さんのヘアカットを提供しています。これにより、忙しいスケジュールを考慮しながらも子供たちに手軽にヘアケアを受けさせることができ、親子のコミュニケーションの場ともなってきました。


●ヘアドネーション


 カットした髪をがん治療等でウィッグを必要とする子供たちに寄付する活動に参加しています。これには、僕自身も次男と共に5年かけて髪を伸ばし寄付をしたこともあります。ヘアドネーションは、僕が参加した当初は福岡でも5、6店舗ほどしかありませんでしたが、現在ではその認知度も高まり、多くの美容室が参加するようになりました。


●1日美容師体験


 将来の夢を探す子供たちに、美容師の仕事を身近に感じてもらうための取り組みも行いました。この企画を通じて、学校の授業が具体的に仕事のどこでどのように役立つのかを伝え、子供たちの学習意欲を高め、将来の夢や職業に対して興味を持ち、自らの可能性を広げる手助けとなることを目指しています。


 これらの活動が、子供たちが健やかに成長し、自らの未来をデザインする力になっていればと願っています。次に、昨年から始めた活動を振り返り、その成果や意義について考えてみました。


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2. 地域社会の子育て支援に光を当てる


●児童養護施設への訪問カット(無償ボランティア)

 児童養護施設と連携して、子供たちに笑顔と自信を届けるボランティア活動を始めました。


 訪問するたびに、子供たちの笑顔がどれほど豊かになっているかを目の当たりにし、その変化が毎回楽しみです。例えば、ある子は最初は緊張していたのに、2度目の訪問では自分のオヤツを分けてくれました。安心感と信頼に変わっていく様子に、子供たちとの繋がりの大切さを感じた瞬間でした。


地域社会への貢献としての価値


 この活動は、単に髪を切ること以上の意味を持っています。子供たちには、ヘアカットを通じて外見だけでなく内面からも輝ける自信を与えています。また、地域社会においても、児童養護施設への理解と共感を深め、この活動を知ったある工務店さんは、木製玩具や保育家具の寄付の話を持ちかけてくださいました。


●児童発達障害の子供を育てる家庭への訪問カット(有料)


 特別な配慮が必要な児童発達障害のお子さんを育てるご家庭向けに療育カットを始めました。こちらは、訪問とご来店のいずれかをお選び頂けます。


 発達支援を必要とするご家庭には、通常のヘアカットとは異なる専門的なケアが求められます。僕は療育保育士でもある妻に監修してもらい、個別のアプローチで療育児にヘアカットを提供しています。


 療育カットは、子供たちがリラックスしてカットができるようになることを目的とし、子供たちが抱える個々の課題に合わせたケアができるという利点があります。例えば、過敏な反応を示す子供に対しては、自宅という日常の空間の中でお気に入りの音楽や動画などの調整を行いながら、安心してヘアカットに慣れることができます。


 児童発達障害を理解し、子供たちに寄り添うことの大切さを広く伝えることで、社会全体がより包括的かつ理解あるものとなり、子供たちが適切な環境で育てられる土壌を築くことが目標です。


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3.まとめ:地域社会の未来を切り拓く子育て支援


子育て支援の重要性と具体的な活動の効果


 30年以上もの長い間児童養護施設に訪問カットしている大先輩との会話から、子育て支援は地域社会において欠かせない活動であり、その重要性について深く掘り下げることができました。親のヘアカラー待ち時間を活用した無料子供ヘアカットや、特別施術料金割引制度など、具体的な活動を通じて地域の子育て支援をしています。これらの活動が実際に親子にもたらす変化を通じて、子育て支援が地域社会にもたらす影響を再確認できました。


地域社会への愛情投資がもたらす未来への変化


 子育て支援がもたらす変化は、単に個々の家庭だけでなく、地域社会全体にも及んでいます。活動を通じての子供たちや親の変化、地域全体に与える好影響が、地域社会への愛情投資が持つ力を示しています。その力はまだ小さくとも学校や他店との連携、工務店からの提案など、様々な形で地域社会が共鳴し、子育て支援の輪が広がっている実感があります。


 美容室として10周年を迎えることは非常に恵まれていると思います。決して順風満帆だったとは言いませんが、これまで難関を乗り越えてやってこられたのはお客さんと地域の方々の支えがあってこそだと思っています。

 僕自身がそうやって支えられてやってこれたわけですから、僕も支えになることも忘れずにこの1年もまた励んでいこうと思います。

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